観音霊場第二十二番礼所 三重四国八十八ヶ所第十六番礼所 伊勢西国第十九番礼所

元禄年間建立の当山の寺蔵を茶室として改築した古風な建物で、梁・柱・床などは当時のままの姿をとどめ、
山口誓子先生により「静思庵」と命名された。
現代俳壇に一時代を画した誓子先生は、当時鼓ヶ浦に在住し、その頃最も充実した句作の時代を礎かれ、当寺との関係も深められた。誓子著の書籍類も所蔵している。