不断桜供養法会

3月17日(火) 朝9時より 御霊木不断桜前にて開白します。

寒い中も健気に咲く不断桜には、どんな時でも私達が笑顔で力強く生きて行ける様にという観音様の有難い願いが現れています。
1200年の様々なご縁に感謝し、そのお姿の永遠を祈る法会です。

遠い昔、不断桜の虫食い葉より創造されたという伝説のある伝統工芸 伊勢型紙のお守り・富貴絵を御祈願し、年を通してお参りの方へお授けします。

皆様の御参詣をお待ちしております。 合掌

・本堂にて 
 十七観音御縁日法要 伊勢型紙富貴絵祈願

・謡曲『不断桜』奉納(観世流 鼓謡会の皆様)

・御法話 高野山本山布教師 福楽寺 加藤光映師

・御祈願富貴・謡曲本「不断桜」販売

・不断桜雛 展示

不断桜御縁の御菓子(大原實 おはらみ)、お茶を御接待させて頂きます。

  

子安観音寺 霊木不断桜縁起
(国指定天然記念物)

ちかひ(誓い)あり いつも桜の花なれば 見る人さへや ときは(常盤)なるべし  称徳帝

奈良時代、落雷により焼失した一つのお堂の跡から、一本の桜が芽吹きました。不思議なことに厳寒の中も白い健気な花を咲かせる桜でした。勅使により、時の称徳帝に献上されましたが、花は咲かず、元の位置に戻すと一夜にして花を咲かせました。帝はお喜びになられ、観音様の智慧の力が咲かせる有り難い桜であるとされ、断えない桜として、「不断桜」とよばれ子安観音寺の大切な御霊木となりました。
不断桜は永い歴史の中、様々なご縁が生まれました。安産のお守りには、桜の葉が封入され、どんなに厳しい中でも花を咲かせるその御功徳に、母子の御健勝と、お子様の健やかな御成長をお祈りしました。

その虫喰いの自然の紋様より、世界に誇る伝統工芸伊勢型紙が創られた伝承があります。
連歌師紹巴「富士見道紀」、観世流能(貞享3年)「不断桜」にもうたわれ、様々なゆかしい歴史があります。
地元には歴史あるお菓子も作られるなど親しまれております。

白衣観世音様の白い衣は、「あなた色に染まって下さる」というお誓いの表れでもあります。思い悩む私たちの心に寄り添って、一緒に泣いて下さる大悲の誓いを表しているのです。
厳寒の中に咲く、正に白い衣を着た観音様のお姿の様な不断桜に手を合わせ、心より感謝の気持ちで、意願成就・家内安全・心身健全をお参りいたしましょう。

https://koyasukannon.net/mainevents/sakurakuyou/