1666年(寛文六年造)、鋳物師・辻越後守玄種(もろたね)により奉納されました。 傘、中台、反り花など、五つの部分が完全な形でそろい、丁寧な作風です。
灯篭には日光菩薩様(仁王門側)と月光菩薩様(本堂側)が彫刻されており、参道の中心にあって、昼も夜も智慧と慈悲の光で境内を照らし出すという願いが込められております。 傘には、美しい雲が彫り込まれ、仏教の宇宙観が表現されています。